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『エクスプローラ』の起動

投稿者: Manuke 投稿日:
「オリジナルで(略)食おうぜヘイ!」の採点が一通り終わりました。
今回はオリジナル小説だけあって、好みに合うもの・合わないものの差が激しいです(^^;)
名指し批評が可、というのもなかなか面白い趣向ですし、今までのSSこんぺとは一風変
わった感じが良いかもです。


To なささん
> その中でさらに質問させていただきたいのですが
> 「CD-ROM内からエクスプローラ
> 等を使ってこれらのファイルをハードディスクへコピーしてください。」
> の部分なんですが、エクスプローラーとはネットつなぐ時のアイコンですよね?

いえいえ、それは『インターネットエクスプローラ』ですね。
このばやいの『エクスプローラ』は、ハードディスク等のファイルを操作するためのツ
ールです~。
Windows XPだと、確か

スタートメニュー
  ↓
すべてのプログラム
  ↓
アクセサリ

の順にメニューを開いていくと、中に『エクスプローラ』とゆー項目があるはずです。
これを使ってファイルをコピーします。
使い方に関しては、かなりの規模になってしまうのでご勘弁ください~(^^;)
例えば、↓このようなサイトやPC入門書籍をご覧になるといいかもです。

http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~asait/windows/explorer/explorer.htm

度々すいません。

投稿者: なさ 投稿日:
お返事ありがとうございます。
その中でさらに質問させていただきたいのですが
「CD-ROM内からエクスプローラ
等を使ってこれらのファイルをハードディスクへコピーしてください。」
の部分なんですが、エクスプローラーとはネットつなぐ時のアイコンですよね?
どういうことなんでしょうか??
こういったことに全然なれてなく、すごく初歩的なことかもしれませんが、よろしく
お願いします。

『C.H.A.O.S.』セットアップ

投稿者: Manuke 投稿日:
To なささん
> 「秋桜の空に」をどうしてもXPでしたいとおもい、「chaos」をDLさせていただいたんですが、テキストに書かれている「秋桜の空に」のインストールができません。修正バッチもDLして試行錯誤しているんですが、どうしてもわかりません。
> どうかやり方をおしえていただけないでしょうか?

えっとですね、『C.H.A.O.S.』の実行には、『秋桜の空に』スクリプトデータファイル
であるLump.cpnとLump.datの二つが、chaos.exeと同じフォルダに置かれていればOKです。
『秋桜の空に』のインストールが実行できないときには、CD-ROM内からエクスプローラ
等を使ってこれらのファイルをハードディスクへコピーしてください。
修正バッチがあるばやいは、解凍したLump2.cpnとLump2.datも同じ場所に置いてくださ
い。
あとはchaos.exeをダブルクリックすれば起動するはずです。

なお、『C.H.A.O.S.』の実行時に『秋桜の空に』のCD-ROMがドライブに入っている必要
があります。これをお忘れなく~。

すいません。どうかお願いします

投稿者: なさ 投稿日:
「秋桜の空に」をどうしてもXPでしたいとおもい、「chaos」をDLさせていただいたんですが、テキストに書かれている「秋桜の空に」のインストールができません。修正バッチもDLして試行錯誤しているんですが、どうしてもわかりません。
どうかやり方をおしえていただけないでしょうか?

S○NY STYLE

投稿者: Manuke 投稿日:
先日NETW○RK WALKMANを購入したんですが、これの転送ソフトSonicStageが最悪でした。orz
起動すると、OS(Win2K)ごとハングアップしちゃうんですよ。
なんでなのかと思って調べてみると、どうやらzipドライブがSCSI経由でマシンに接続さ
れているのが原因っぽいです。外すと動作するので。

で、S○NYにトラブル報告送ったら、「再インスコしる。それで駄目なら自作機はサポー
トしません」とすげないお返事でした。
こっちの状況、確認すらしてこないんだもん。
なんかねー。大手メーカーさんはいいよねー。
弱小ソフトハウスじゃ、「自作機未サポート」なんて伝家の宝刀は簡単に抜けるもんじ
ゃないですよ。会社ヤバくなっちゃうもの(笑)
普通の感覚ではは「OSごとフリーズ」なんて症状は大問題なんですけどね。
さすが、タイマーが付いてるようなメーカーは違います(^^;)


時に、「オリジナルでさっくり賞金獲って焼き肉食おうぜヘイ!」の投票がいよいよ始
まりました。

http://text.ivory.ne.jp/ori/

作品数90。ちょっと多すぎです(^^;)
最大10KBと短いから、読むのは楽なんですが…。


To ココットさん
> ここのところ、それとはなしに恐竜博の混雑状況とか見てたりしていたのですが、
> 【入場待ち/3時間】とか表示されているのを見て、ちょっぴりビビる(笑)

ああ、祝日だとやっぱりそうなっちゃいますか。
2日はチケットを買うときに並んだ程度で、待つことはほとんどなかったのですが…。

> ああしまった、前日のレスで
> 「Manukeさんの旅路の晴天を祈り、日本伝統の首吊り人形(※1)をこしらえませう~」
> ぐらいの気の利いた台詞を書き込んでおけばよかった(笑)

あはは(^^;)
そう言えば、くだんの首吊り人形を母上様に見立てる小坊主のアニメがありましたが、
あれって室町時代ですよね~。
本当に当時からあったのかな?

> そうすると次回の 『KanonSS』 はずばり原始時代がテーマですね。

わ~い(^^;)

> 祐一の差し入れも時代が変われば
> 「おーい舞、今晩の差し入れははマンモス丼だぞー! マンモスは嫌いだったか?」
> 「もぐもぐもぐ……マンモス丼は嫌いじゃない」

『ギャートルズ』のマンモス肉は美味しそうですよね。輪切りの奴。
あとサル酒も(^^;)

今ところは、まだ「CLANNAD SSこんぺ」向けのを書いている途中で、「Kanon SSこんぺ」
の方は手を付けてなかったりします。
「オリジナル~」採点もしなきゃいけないし、ちょっと大変かも…。

されど365日から練成される休日量は7日間足らず

投稿者: ココット 投稿日:
<続き>

──ということで、思わず春めいた妙な妄想を書き込んでしまいましたが、
「第二回KanonSSこんぺ」 楽しみですね。

Manukeさんの怪作 or 力作を期待しておりますので~(笑)


# というまとめの文章を書き忘れてどうする > 自分
# 投げっぱなしの文章で、お見苦しく失礼しました。

さすがは黄金週間の錬金術師

投稿者: ココット 投稿日:
恐竜博れぽ・おつですー。

ここのところ、それとはなしに恐竜博の混雑状況とか見てたりしていたのですが、
【入場待ち/3時間】とか表示されているのを見て、ちょっぴりビビる(笑)

やっぱり連休中は混雑がピークですね。
Manukeさんおつかれさまでした~。


> 前の日の予報だと雨っぽい感じでしたけど、実際には晴天になりました。
私も月曜日は絶対に雨だと思っていたのですが、途中から天候が回復してきましたね。

ああしまった、前日のレスで
「Manukeさんの旅路の晴天を祈り、日本伝統の首吊り人形(※1)をこしらえませう~」
ぐらいの気の利いた台詞を書き込んでおけばよかった(笑)

まあ結果オーライということで。

(※1)
地方によっては縛り首坊主とも。 さあ軒先に縛り首をぶらさげよう。れっつとぅぎゃざー。
とかいうと 「残酷な言い方をするなッ!」 ポカン! とお姉ちゃんから殴られます。うわーん。

[幼児語] てるてるぼうず。

[関連事項]
・運動会の雨天中止を願うお子様へ
・逆さ吊りにすれば "残虐度UP" で雨乞いの効果が?→ 『NIA_7』


> たくさん血液中の古生物分が補給できました(笑)
にやり。
そうすると次回の 『KanonSS』 はずばり原始時代がテーマですね。

基本中の基本として、
佐祐理さんはお金持ちなのですが、

佐祐理
 「あははーこの時代は石の通貨なので…お嬢様も…楽じゃ…ないです…はぁ…はぁ…」
 「財布! 財布がっ! あはは~お財布が重すぎですよ~!」(悲鳴)


 「佐祐理、小銭を両替してきた」

ドム。
と卓上に置かれる石のお札のたば。推定30kg。

佐祐理
 「いやぁぁぁぁ! カード! カードは駄目なんですか~!」
 「信用取引! オリコカード!」
OK !? > 駄目でした

佐祐理さん
 「いやぁぁぁぁ!」


次回 :
倉田家の贈収賄は3億円 !? 受けるも払うも大変だ!
にご期待ください。(※嘘)

佐祐理さんの受難は続く。


祐一の差し入れも時代が変われば
「おーい舞、今晩の差し入れははマンモス丼だぞー! マンモスは嫌いだったか?」
「もぐもぐもぐ……マンモス丼は嫌いじゃない」


そしてトドメに、
名雪が象牙を丸一年かけて磨きぬいて作った、楕円形で、つるつるで、すべすべの象牙ウサギ
──は祐一に叩き落されて割られた。

ああ……ある意味 "雪ウサギ" よりも残酷な演出の
『フリント・ストーン カノン石器時代』 (映画)


すまん名雪。本当に愛しているんだ~。
(あと佐祐理さんも)

恐竜博、堪能してきました

投稿者: Manuke 投稿日:
いやー、楽しかったです。
前の日の予報だと雨っぽい感じでしたけど、実際には晴天になりました。
雨が上がった後だったので、すがすがしい感じでしたね。
閲覧に際して音声ガイドを貸してもらったのですが、これは便利です。
まあ単にあらかじめガイドが録音されただけのものですが、自分で説明タイミングをコ
ントロールできるのはいいかも。
逆に、いくつか配置されていたショートビデオ上映は、そのだけ人の流れが悪くなって
ました。CGは見栄えがするんですけどね。

恐竜博2005は、恐竜から鳥への進化を追うというコンセプトの展示でした。
進化の系統樹に沿った展示の仕方が面白かったです。
獣脚亜目の恐竜と鳥がほとんどで、鳥盤目はおろか竜脚亜目も展示されていないという
潔さ(^^;)(おまけで翼竜の卵化石がひとつだけ)
ティラノサウルス類はどちらかというと傍流ですが、さすがにスーの展示は力入ってま
したね~。
複製骨格ですが、ものすごい迫力でした。
大型恐竜はアロサウルス・タルボサウルス・ティラノサウルス(スー)の3体ですが、頭
骨の格好良さといい、展示のポーズといい、スーが一番見栄えがします。
(アロサウルスは古い復元ポーズでしたし)
普通の恐竜展示ではあまり注目されない小型の獣脚類がたくさん見られたのも嬉しかっ
たですね。

特別展を見終えてからは、国立科学博物館の常設展の方もついでに見てきました。
こちらで獣脚類以外の恐竜や、バージェスの化石、ベンド生物群(エディアカラ)なん
かも見られたので、たくさん血液中の古生物分が補給できました(笑)
余談ですが、私が子供の頃好きだった恐竜はブロントサウルス(アパトサウルス)です。
昔は別の恐竜であるカマラサウルスの頭骨が間違ってくっつけられてしまっていたので、
今の復元図と当時のものは頭の形が違うんですよね~。
常設展の恐竜コーナーでは、アパトサウルス骨格の隣にカマラサウルスの頭骨だけ置か
れていて、ちょっと嬉しかったり。
あと、ユーオプロケファルスの尻尾の瘤が置かれていたのも(^^;)

地方在住者だと東京まで出て行くのは大変ですが(お金かかるし(笑))、今回は十分に
堪能できたので満足です。
ただ、一日歩きっぱなしだったので凄く疲れましたが(^^;)

# 明日は筋肉痛かも…。

虎よ、虎よ!

投稿者: Manuke 投稿日:
とゆー訳で、いよいよ発売となった『Mac OS X 10.4 "Tiger"』を買ってきました。
じゃがーのときはパッケージが豹柄だったんだけど、それ以後は面白みがない黒い箱で
すね。(OSのパッケージなんてどうでもいいですが(^^;))
追加された機能には興味ないんですけど、開発ツールのXcodeが2.0になっているので、
それ目当てです(笑)
しかしながらウチのiBook、先日『W』のキートップが壊れちゃったんですよね。
爪が折れたので、まっすぐ上から押さないとキーがもげます(^^;)
とりあえず外付けキーボードでしのげますが、そろそろ買い換え時かも…。


To ココットさん
> 結論からいうと "ツンツン" という事ですね(笑)

そゆことです。そこ重要(笑)

> ただ物語の転換点となる、告白試合での八百長があまりにも
> お約束的にキッチリばれすぎ~という点がひとつ。

まあ、ここはお話上のお約束ですし~(^^;)

> まあ、それは主人公がよっぽど下手な芝居を打ったのだとしても、
> その後の "長瀬さん" への変化が急すぎるのがひとつ。

ここは由真シナリオで一番問題のある部分ですね。
それ以前のアクティブな由真とのギャップが大きすぎて、「そっちが本来の姿」と言わ
れてもプレイヤーが困惑する、という状態になっちゃってますよね。
思うに、『十波由真』が存在しないのではないかと錯覚させる演出を、シナリオの整合
性より優先しすぎちゃったのではないかと勘ぐってみたり…。
もっとも、ここに至る時点で由真が『十波』でないことは明白なんですが(^^;)

> そして眼鏡という小道具の使い方がちょっと微妙。
> ──といったところがちょっとした難点でした。

眼鏡は重要ですよ!
Manukeに対しては、地形効果(?)により攻撃力が1.5倍になります(笑)

> 普段は眼鏡をかけていなかった由真については、シナリオのなかの説明によると、
> 『自転車事故によって眼鏡が壊れた』 という話でしたけど、そもそもそれ以前の
> 2~3回の遭遇を見るに付け、登校時は最初から眼鏡をかけていないじゃ~ん。
>
> 事故の拍子に "荷物の中で" でも壊れたのでしょうか?
> # 最初の出会いでは由真の立ち絵が明示されていなかった
> # だから実は眼鏡をかけていた
> # そういう言い逃れですか、そうですか(笑)

登場時の自転車漕ぎ立ち絵には、顔が映ってませんからねー(^^;)
「視線が合った」という描写が文章中にありますけど、この辺りはご都合主義というこ
とでお目こぼしを…。
それから、由真がすっ飛んでるシーンではちゃんとCG中に眼鏡のフレームが描かれてま
すよ~。画面の中央下端、セーラー服のリボンの先あたりです。
(木の背景に重なって判別しづらいですが)
TVだとオーバースキャンされているのでちょっとしか見えないのですけど、『委員ちょ
すきすきー』だとよく分かります(^^;)
つまり、この時点では眼鏡をかけていて、すっ飛んだ拍子に外れて壊れたということに
なりますね。

> しかも登下校~学食を含めて最初から無意味につっかかってくる明るい子だったのでは?
> いきなり 『普段は暗かった』 とか言われても、いまいちピンときませんよ? >いいんちょ
> # そっ、それはわたしのせいじゃない~~~
> # 脚本に書いてあった通りに言っただけ(爆)
> # そういう言い逃れですか、そうですか。

そうなんですよね~。
ドンブリ投げイベントなんかを見るに、元々はアクティブでないというのが今ひとつ合
わない感じがします。
ただ、「踏み潰したくなるくらい嫌い」の台詞からして、根本的に辛辣な物言いの子な
のだろうとは思いますが(^^;)

> 物語としてやりたい "パーツごとのエッセンス" は解るし、それはとても美しいのですが、
> それをつなげる表現と手法をもうちょっと上手にしてほしかったかな~という感じなのです。

ですね。
この不整合さが人気のなさに繋がっているのだろうとは思います。

> これを最大限に好意的に解釈するならば、
> 1. 普段は根暗
> 2. でも "元々主人公に気があったので" 思い切ってアプローチ(ちょっかい)
> 3. 主人公の前だけでは眼鏡なしの明るい "十波もーど" ON
> 4. それでも普段はネクラな "長瀬もーど" のままだった
> ということで一応の矛盾は解決されるのですが、

ん~、私は由真が元々貴明君に気があったとは思ってないですね~。
どちらかと言うと、由真自身が「普段とは違う自分」を楽しんでいたんじゃないかと。
そこから貴明君との関係が始まったので、仲が進展してもそれが普段の自分ではないと
言い出せなくなって、苦悩していたんだと思います。
(それを告げたことにより、貴明君が自分から離れていってしまうことを恐れて)
その悩みが卓球勝負の件で爆発して、後半の態度急変に繋がるんじゃないかな。
…いずれにせよ、自己補填であることには変わりないですが(^^;)

> それで決められた幸福、安定した予定調和的な幸福を嫌う "おてんば姫" の最後の抵抗が、
> 自分の好きな人だけは自分で決める、というもので、

それはそれで悪くはないですけど、そーすると今ひとつ由真自身のキャラ作りと合わな
い気がします~。
どちらかと言えばタマ姉がそんな感じですし。

> あんまり両親(今回はお爺ちゃんですが)の理解がありすぎると、
> 今度は由真の悩みが本当にコドモのワガママになってしまう危険性があるのですよね~。

実は、そこが結構気に入ってるとこだったりします(^^;)
貴明君も由真自身も、その苦悩が子供のものだって理解してるんですよね。
理解してて、でもやっぱりそのままは受け入れたくない。足掻いてみたい。
なんとも青臭い感じが好きなんです。

> 由真シナリオは、本当に中盤の "ちょっといい関係" になってきたときの、
> 男女赤面しつつの "しどろもどろ感" がたまらなく上手にできているので、
>
> 最後の最後が、ちょっと技巧を意識しすぎてとってつけたような展開に
> 終わってしまったのが、ものすごく残念で仕方ありません。

私はクライマックス辺りも評価してますね~。
どっちかと言うとヘタレな貴明君(笑)が、このシナリオではアクティブに動いてくれま
すから。
由真の「でも、それはずっと秘密」は『ToHeart2』で一番好きな台詞ですし。
(「ひつじ肉」も好き(^^;))

# 「ガラス割ったら弁償しろよ」とか、「CGだとガラス片が刺さりそうなんですけど」
# とゆーツッコミはなしで(^^;)

> ということで鬱憤晴らしの盛大な長文カキコでして、
> Manukeさんにおかれましては御迷惑をおかけしました(笑)

いえいえ、そんなことないですよ~。
引き続き、他のヒロインのご感想も頂けると嬉しいです。

理解したのであります隊長殿~

投稿者: ココット 投稿日:
結論からいうと "ツンツン" という事ですね(笑)


いえ2周目は "見敵必殺" でいいんちょと決めていたのですが、
話題に上ったので、由真のほうを進めてみました。

ということでせっかくの連休開始ですし、御迷惑でなければ
続けて由真編の方の感想をば書き込ませて頂きます。


シナリオ全体の作りとしては、まずまずの及第点。

最初の日常から、最後でひとやま盛り上げてのハッピーエンド
というところまで、ソツなくまとまっているとは思いました。

ただ物語の転換点となる、告白試合での八百長があまりにも
お約束的にキッチリばれすぎ~という点がひとつ。

まあ、それは主人公がよっぽど下手な芝居を打ったのだとしても、
その後の "長瀬さん" への変化が急すぎるのがひとつ。

そして眼鏡という小道具の使い方がちょっと微妙。
──といったところがちょっとした難点でした。

特に眼鏡を絡めた 『普段は根暗な由真』 といった演出周りがいまひとつなのです。


普段は眼鏡をかけていなかった由真については、シナリオのなかの説明によると、
『自転車事故によって眼鏡が壊れた』 という話でしたけど、そもそもそれ以前の
2~3回の遭遇を見るに付け、登校時は最初から眼鏡をかけていないじゃ~ん。

事故の拍子に "荷物の中で" でも壊れたのでしょうか?
# 最初の出会いでは由真の立ち絵が明示されていなかった
# だから実は眼鏡をかけていた
# そういう言い逃れですか、そうですか(笑)

しかも登下校~学食を含めて最初から無意味につっかかってくる明るい子だったのでは?
いきなり 『普段は暗かった』 とか言われても、いまいちピンときませんよ? >いいんちょ
# そっ、それはわたしのせいじゃない~~~
# 脚本に書いてあった通りに言っただけ(爆)
# そういう言い逃れですか、そうですか。

物語としてやりたい "パーツごとのエッセンス" は解るし、それはとても美しいのですが、
それをつなげる表現と手法をもうちょっと上手にしてほしかったかな~という感じなのです。


これを最大限に好意的に解釈するならば、
1. 普段は根暗
2. でも "元々主人公に気があったので" 思い切ってアプローチ(ちょっかい)
3. 主人公の前だけでは眼鏡なしの明るい "十波もーど" ON
4. それでも普段はネクラな "長瀬もーど" のままだった
ということで一応の矛盾は解決されるのですが、

この辺をプレイヤーが後日脳内で "自己補填" してあげないと、シナリオだけではそういう内情がいまいち掴みづらいので、
ゲームをやっている最中はちょっとプレイヤーの気持ちが置いてきぼりのような気がするのです。

また眼鏡をかけていなかった理由にしても、オーソドックスに
"好きな人の前だからみっともない姿は見せたくなかった" の方が良かったのでは。


この形式で一番ストレートに落ち着くのは、むしろ
・執事になることがガチで決められている
・許婚との強制結婚のタイムリミットまであとわずか
のどちらかが適当だと思うのです。

それで決められた幸福、安定した予定調和的な幸福を嫌う "おてんば姫" の最後の抵抗が、
自分の好きな人だけは自分で決める、というもので、

そういう固い決意のもとで、主人公に猛アプローチをかけるも、
最後の最後で "渾身の告白" を汚されたので夢破れたり。

もう自暴自棄になって "着せ替え人形" として両親の言うがまま、成すがままのお人形さんに
堕ちる運命に身を委ねる、みたいな形式のシナリオが素直な流れなのではないでしょうか。

うむ~。 もし本編でこれを狙っていたのだとしたら、ちと由真への外的圧力というか、
束縛力とか、定められた未来の拘束力とかいったマイナス要素が弱いのです~。

あんまり両親(今回はお爺ちゃんですが)の理解がありすぎると、
今度は由真の悩みが本当にコドモのワガママになってしまう危険性があるのですよね~。

ということで、

『最初から主人公が好きだった、懸命に努力するネクラな女の子』 パターンならば、
妙に最後のどんでん返しを狙いすぎて情報を絞る過ぎるよりも、
もうちょっとそれを匂わせる断片を散りばめて欲しかった。

『将来が既に(他人によって)確定しているお嬢様の最後の抵抗』 パターンならば、
もうちょっと由真の外的圧力を目一杯かにあげて、徹底的に締め上げて、
由真の閉塞感とか、圧迫感とか、悲壮感とかを前面に打ち出して欲しかった。
また主人公がその風穴的な存在になることの価値を上げて欲しかった。

といったところでしょうか。

本編のように、このふたつのシナリオを混ぜたような構成に仕上げると、
どうも肝心の "モエドコロ" がぼやけてしまうのですよね。


由真シナリオは、本当に中盤の "ちょっといい関係" になってきたときの、
男女赤面しつつの "しどろもどろ感" がたまらなく上手にできているので、

最後の最後が、ちょっと技巧を意識しすぎてとってつけたような展開に
終わってしまったのが、ものすごく残念で仕方ありません。


ということで鬱憤晴らしの盛大な長文カキコでして、
Manukeさんにおかれましては御迷惑をおかけしました(笑)

由真らぶなManukeさんにおかれまして、
由真シナリオの解釈などに何か至らぬところなどございましたら、
御指導・御鞭撻のほどをよろしくお願いいたします(笑)