Manuke Station BBS

RSS
投稿者 題名 内容 URL

むげんのなみは わだつみのこどう

投稿者: Manuke 投稿日:
『アオイシロ』PC版が届きましたー。
実はPS2版は一回バッドエンドに到達してから放置状態です(^^;)
PS2のレスポンスが良くなくて、何だか億劫になってしまったので……。
(『アカイイト』のときは特に苦にならなかったのですけど)
やっぱりPCでプレイした方がさくさく動いていいですね。
内容が悪いと感じたわけではないので、今度は積まずにちゃんとプレイしたいです(^^;)

# これを機会に、『アカイイト』のPC版も出ないかな……。

バリントン・J・ベイリー氏、永眠

投稿者: Manuke 投稿日:
数々のの奇想天外なSF小説で知られるイギリスSF作家バリントン・J・ベイリー氏が、
去る10月14日に大腸がんの合併症により亡くなられました。享年71。

無数のガジェットを詰め込んだ世界設定に宇宙規模の危機を絡めるジャンル、ワイドス
クリーン・バロックで多数の怪作を生み出された方です。
常識に囚われず想像の翼を広げたベイリー氏の作品は、良い意味で馬鹿馬鹿しい設定で
満ちあふれています。

『カエアンの聖衣』を知人に勧められて読んだとき、そのあまりの破天荒さに読後しば
らく呆然となりました。
SFには多数のジャンルが存在しますが、「ワイドスクリーン・バロックこそがSFの本質」
と仰る方も少なくありません。ベイリー氏の奇抜でパワフルな作品を読むと、さもあり
なんと感じさせられます。

ユニークな物語をありがとうございました。
安らかにお眠りください。

X88000バージョンアップ

投稿者: Manuke 投稿日:
久々にX88000をバージョンアップしました(Ver. 1.4.0)。
実に6年ぶりです。一応メインコンテンツなので、もっときちんとメンテしないといけま
せんよね(^^;)

内容は現行の環境への対応がメインなので、それほど大きくは変わりません。
(内部は結構大改装だったりしますが(笑))
一応目に付くところとしては、

・apaslothyさんのご提供くださったPCG-8800及び海外版モード
・フロッピーのフォーマット(WRITE IDコマンド)
・Peterさんが実装された英語版X88kを参考に、ユーザーインターフェースを日本語/
 英語切り替え可能に
・CPU負荷軽減

といった辺りでしょうか。

Windows版は今回からXP及びVistaが正式対応となり、逆にWin95は非対応となります。
(Win95非対応はコンパイラをVC2005へ変更したためで、VC6またはBCCでソースからコン
パイルし直せば対応版を作成可能)
VC6は最適化バグ等の問題を抱えている古いコンパイラですし、何よりVC2005の方が1割
以上も生成コードが速いというのが移行の決め手になりました。
なお、Vistaのフルスクリーン時、Altキーを押すと時たまメニューバー部分にゴミが残
ってしまうことがありますが、気にしないようにしましょう(^^;)
(OSがダイレクトに画面を書き直すため、タイミングが拾えないことがあるので……)

Linux版はGTK+2.0(2.8以降)への対応がメインですね。
GTK+2.0では文字エンコーディングを3種類(UTF-8/ファイルシステム/ロケール)区別
しなければならないのが異常に大変でした(^^;)
全てUTF-8で統一されることの意義を実感しましたです。

※『C.H.A.O.S.』の方では内部はほぼShift_JISだったので楽でしたが……。

今回のX88k更新に伴い、Z80エミュレータライブラリも更新しました(Ver. 5.0.0)。
GCC4がかなりクセのあるコンパイラなので、正常にコンパイルできるように持って行く
のが結構面倒でした。
また、整数型をBYTE/WORD/DWORDからuint8_t/uint16_t/uint32_tへ切り替えました。こ
ちらが主流になっていくと思われますので。

あと、ついでに工事中のまま放置状態だったZ80エミュレータの解説ページも、一応完成
させましたー。
多分需要はないと思いますけど(^^;)

The Lights in the Sky Are Stars

投稿者: Manuke 投稿日:
 頭上には、遠くの遠くにくらめく光――満天の星だ。あまりに遠くて、行きつくことができないと言われている。その星だ。が、嘘だ。きっと行ける。ロケットで行けないとしたら、他の何かで。

  Overhead and in the far distance the lights in the sky are stars. The stars they tell us we can never reach bacause they are too far away. They lie; we'll get there. If rockets won't take us, something will.

    *    *    *

 トレジャー・アイランドに電話をかけて、技術部長のロリイ・バースティーダーを出してもらった。かれの声が聞こえてきたので呼びかけた。
「マックスだよ、ロリイ。景気はどうだい?」
 かれは言った。「どのマックスだね?」
「おれさまだよ」とわたしは教えてやった。
 ロリイは吠えた。「マックス――アンドルーズ! こん畜生め、去年じゅうどこをほっつきまわってた?」

  I phoned Treasure Island and asked for the head mech, Rory Bursteder. His voice come on and I said, "This is Max, Rory. How's everything?"
  He said, "Max who?"
  "Max No Difference," I told him.
  Rory roared, "Max Andrews! You son of a bitch you, where you been the last year?"

    *    *    *

「それにパパは、でたらめの、ろくでもない番組だから、見る価値もないって言うんだ。でも、見させてはくれる。伯父さんも、でたらめの、ろくでもない番組だと思う?」
「伯父さんは知らない。見たことがないから。でも、でたらめの、ろくでもない番組だとしても、それを見てると坊やはロック・ブレイクみたいに星まで飛んでいってみたくなるんだろ? だったら、やっぱりいい番組さ」
「そうだよ、ね? ぼくもそう思うんだ。それにキャプテン・スペースの冒険だって……凄かったよ、今日は。ライオンみたいな頭をした緑色のやつらと喧嘩するとこ。ええと、その星はね、シリ――シリ……」
「シリウスかい?」
「そう、そう、シリウス。伯父さん、その星には、ほんとにあんな緑色の宇宙人がいるの?」
 わたしは思わず頬をくずした。「教えてやろうか、坊や?――どこへ行ったらそれが本当かどうかわかるか」
 わたしは空にひときわ燦然と輝く星――あらゆる星の中で最も明るい光を放つシリウスを指さしてみせた。

  "And he says it's a punk, junky program for me to watch, but he lets me watch it. Do you think it's a punk, junky program?"
  "I don't know, Billy. I've never watched it. But whether it's punky-junky or not, if watching it makes you want to go out to the stars like Rock Blake does, then it's a good program for you to watch."
  "Gee, I think too, Uncle Max. And the Captain Space program too. Gee, this afternoon he was fighting with green people with heads like lions on a plan-net of Sir--Sir--"
  "Sirius?"
  "That's it, Sirius. Do you think there are really green people like that up there?"
  I grinned at him. "I'll show you where you can go to find out, Billy."
  And I pointed out Sirius to him, the brightest star in the sky.

※"Martias and Madness"収録の"The Lights in the Sky Are Stars"(Fredric Brown氏作)及び、ハヤカワSF文庫『天の光はすべて星』(田中融二氏訳)より引用

----

『天の光はすべて星』復刊版が届きました。
再読して、やっぱり涙を流さずにはいられません。

六十歳を目前にした、バイタリティと有能さを備えながらもどこか子供のやんちゃさを
感じさせる男性マックス・アンドルーズ。
星を追いかけ続ける彼の、熱く、狂おしく、そして切ない物語です。
もし本屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

『天の光はすべて星』復刊決定!!

投稿者: Manuke 投稿日:
長らく絶版となっていた、奇才フレドリック・ブラウン氏の名作SF『天の光はすべて星』
が、遂に復刊されることになりました!

http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=2766&tr=s

思わず3冊注文しちゃいました。保存用・閲読用・布教用でしょうか(^^;)
宇宙に特別な思い入れのない人からは今一つ共感が得られにくい面はあるようなのです
けど、個人的にはトップクラスの愛読書ですねー。
今、復刊される表紙のサムネイルを見ていただけで涙ぐんでくるぐらいに(笑)
(読んだことのある方には分かっていただけると思いますが……)
宇宙とロケットに取り憑かれた一人の男性の、狂おしいほど切ない物語です。
もし興味がおありでしたら、ぜひ読んでみてください。

Re: 10周年おめでとうございます

投稿者: Manuke 投稿日:
To 砂さん
> サイト開設10周年、おめでとうございます!
> 10年も続けられる気力はどれほどのものなのでしょうか。
> 本当におめでとうございます。

どうもですー。
ウチのサイトは、自分が好きなことを好き放題やってる状態なので、コンテンツが文字
通り『カオス』ですね(^^;)
その都度ごとの楽しいことを見つけて、今後も続けていけたらいいな、と思ってます。

> そして『C.H.A.O.S.』アップデート、有難うございました!
> (…実は予告を伺ってから楽しみにしておりました)
> 早速使わせて頂きます。

近頃は、購入直後の設定ではCD-DA再生不可能なPCもあるようですね。
CD-ROMを入れっぱなしにするのも面倒ですし、いずれやっておかねばと思ってました。
お役に立てれば幸いです。

10周年おめでとうございます

投稿者: 投稿日:
お久しぶりです。
サイト開設10周年、おめでとうございます!
10年も続けられる気力はどれほどのものなのでしょうか。
本当におめでとうございます。

そして『C.H.A.O.S.』アップデート、有難うございました!
(…実は予告を伺ってから楽しみにしておりました)
早速使わせて頂きます。

それでは、また。

Re: 祝!10週年

投稿者: Manuke 投稿日:
To apaslothyさん
> こんばんわ,Manukeさん。
> サイト10周年おめでとうございます!

はーい、ありがとうございます~。

> 開設以来,X88000関係では色々と要望を聞いていただいたりして,
> 本当にお世話になっております。

いえいえ、こちらこそ色々とご助言頂いて感謝してます。
apaslothyさんのおかげで面白い方向性を打ち出せたのではないかと。

> 今回はC.H.A.O.Sが大きくバージョンアップしたのですね。
> 前のVer.UPで表示されなかったメッセージの修正もあった
> とのことですし,久しぶりに遊んでみようかなぁ。

メッセージ不具合は完全に見落としてました(^^;)
『C.H.A.O.S.』を使って頂いた方からのご指摘で修正したものです
が、こういう報告はとても助かります。

> いろいろ要望はあるのですが,現状で一番気になるのはCPU時間を
> 100%消費してしまうという仕様ですね。
> 昔は気にならなかったんですが,最近のPCはCPU負荷が上が
> ると,冷却ファンがギュンギュン回りだすのが気になるもので。

仰るとおりですね。ここは早めに直しておきたいと思ってました。
一昔前はX88kを動かすのもやっとでしたが、最近はCPUにも相当余裕
が出てきましたから。
そう考えると、少し感慨深いです。
(処理としてはSleepを入れるだけなので、対処は楽そう)

今困っているのは、Linux版のフルスクリーンモードですね。
SDLはGTK+と相性が悪いので、方法を探っているところです。
(GTK_SDLも使えないし……)
実は『C.H.A.O.S.』は、SDL周りの処理方法を実装するテストベッド
でもあるのですが、両者を併用するのはかなり無理があるな、とい
う感触ですねー。
別のツールキットに変更するか、あるいはSDL_Videoを使わず画面を
覆うだけの方式にするか、悩みどころです。

祝!10週年

投稿者: apaslothy 投稿日:
こんばんわ,Manukeさん。
サイト10周年おめでとうございます!

開設以来,X88000関係では色々と要望を聞いていただいたりして,
本当にお世話になっております。

今回はC.H.A.O.Sが大きくバージョンアップしたのですね。
前のVer.UPで表示されなかったメッセージの修正もあった
とのことですし,久しぶりに遊んでみようかなぁ。

> 現状で放置状態のX88kも機能追加したいところですし、
激しく期待しております。
いろいろ要望はあるのですが,現状で一番気になるのはCPU時間を
100%消費してしまうという仕様ですね。
昔は気にならなかったんですが,最近のPCはCPU負荷が上が
ると,冷却ファンがギュンギュン回りだすのが気になるもので。

Manuke Station : 10th Anniversary

投稿者: Manuke 投稿日:
1998年にスタートしたManuke Stationですが、本日ようやく10周年を迎えました。

開設当初はX88000がメインでしたけれども、その後ツール類、SSや小説、ヘタレ絵(笑)、
『C.H.A.O.S.』とコンテンツの種類が増えていく中、今一番力を入れているのはSF Review
ですね。
こうして見ると、混沌度合いがますます加速しているような……(^^;)

さて、10周年記念ということで、ついでに3つほどアップしてみました~。

一つ目は『C.H.A.O.S.』の新バージョン、Ver. 1.05です。
今回のバージョンから、CD-DAに加えてMP3 / OggVorbis等のBGM再生機能が追加されます。
ご利用なさりたいばやいは、オリジナルのCD-ROMからBGMをリッピングしてください。
あと、Linux版はGTK+1.2からGTK+2.4へと移行しました。Ubuntu Linuxのようにロケール
がUTF-8の環境でも問題なく動作するようになります。
(フォント指定方法がXLFDからPangoに変更になったので、ご注意ください)

二つ目は、Vorbis-OptSortのlibvorbis-1.2.0対応です。
バージョンが上がって、パッチが当てられなくなってしまっていたので、それに応じた
変更だけですが(^^;)
(処理内容は変わってません)

三つ目は、ゆずソフトさんのゲーム『夏空カナタ』のSS、『永遠のカナタ』です。
茅羽耶ルート(巫女じゃない方)のアフターストーリー、強引な屁理屈とご都合主義で
無理矢理大団円化してみました(笑)
こちらのルートだと沙々羅のその後がかなり気になりますから、そのフォローも入れて
あります。
由比子ルートに関しては……まあ、特に対処しなくてもいいかな、と(^^;)

現状で放置状態のX88kも機能追加したいところですし、他にも手を広げたいコンテンツ
がいくつかあるのですが、なかなか時間が取れないのが辛いところですね。
これからも少しずつ更新していく所存ですので、今後ともよろしくお願いしますー。