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The Lights in the Sky Are Stars

投稿者: Manuke 投稿日:
 頭上には、遠くの遠くにくらめく光――満天の星だ。あまりに遠くて、行きつくことができないと言われている。その星だ。が、嘘だ。きっと行ける。ロケットで行けないとしたら、他の何かで。

  Overhead and in the far distance the lights in the sky are stars. The stars they tell us we can never reach bacause they are too far away. They lie; we'll get there. If rockets won't take us, something will.

    *    *    *

 トレジャー・アイランドに電話をかけて、技術部長のロリイ・バースティーダーを出してもらった。かれの声が聞こえてきたので呼びかけた。
「マックスだよ、ロリイ。景気はどうだい?」
 かれは言った。「どのマックスだね?」
「おれさまだよ」とわたしは教えてやった。
 ロリイは吠えた。「マックス――アンドルーズ! こん畜生め、去年じゅうどこをほっつきまわってた?」

  I phoned Treasure Island and asked for the head mech, Rory Bursteder. His voice come on and I said, "This is Max, Rory. How's everything?"
  He said, "Max who?"
  "Max No Difference," I told him.
  Rory roared, "Max Andrews! You son of a bitch you, where you been the last year?"

    *    *    *

「それにパパは、でたらめの、ろくでもない番組だから、見る価値もないって言うんだ。でも、見させてはくれる。伯父さんも、でたらめの、ろくでもない番組だと思う?」
「伯父さんは知らない。見たことがないから。でも、でたらめの、ろくでもない番組だとしても、それを見てると坊やはロック・ブレイクみたいに星まで飛んでいってみたくなるんだろ? だったら、やっぱりいい番組さ」
「そうだよ、ね? ぼくもそう思うんだ。それにキャプテン・スペースの冒険だって……凄かったよ、今日は。ライオンみたいな頭をした緑色のやつらと喧嘩するとこ。ええと、その星はね、シリ――シリ……」
「シリウスかい?」
「そう、そう、シリウス。伯父さん、その星には、ほんとにあんな緑色の宇宙人がいるの?」
 わたしは思わず頬をくずした。「教えてやろうか、坊や?――どこへ行ったらそれが本当かどうかわかるか」
 わたしは空にひときわ燦然と輝く星――あらゆる星の中で最も明るい光を放つシリウスを指さしてみせた。

  "And he says it's a punk, junky program for me to watch, but he lets me watch it. Do you think it's a punk, junky program?"
  "I don't know, Billy. I've never watched it. But whether it's punky-junky or not, if watching it makes you want to go out to the stars like Rock Blake does, then it's a good program for you to watch."
  "Gee, I think too, Uncle Max. And the Captain Space program too. Gee, this afternoon he was fighting with green people with heads like lions on a plan-net of Sir--Sir--"
  "Sirius?"
  "That's it, Sirius. Do you think there are really green people like that up there?"
  I grinned at him. "I'll show you where you can go to find out, Billy."
  And I pointed out Sirius to him, the brightest star in the sky.

※"Martias and Madness"収録の"The Lights in the Sky Are Stars"(Fredric Brown氏作)及び、ハヤカワSF文庫『天の光はすべて星』(田中融二氏訳)より引用

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『天の光はすべて星』復刊版が届きました。
再読して、やっぱり涙を流さずにはいられません。

六十歳を目前にした、バイタリティと有能さを備えながらもどこか子供のやんちゃさを
感じさせる男性マックス・アンドルーズ。
星を追いかけ続ける彼の、熱く、狂おしく、そして切ない物語です。
もし本屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

『天の光はすべて星』復刊決定!!

投稿者: Manuke 投稿日:
長らく絶版となっていた、奇才フレドリック・ブラウン氏の名作SF『天の光はすべて星』
が、遂に復刊されることになりました!

http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=2766&tr=s

思わず3冊注文しちゃいました。保存用・閲読用・布教用でしょうか(^^;)
宇宙に特別な思い入れのない人からは今一つ共感が得られにくい面はあるようなのです
けど、個人的にはトップクラスの愛読書ですねー。
今、復刊される表紙のサムネイルを見ていただけで涙ぐんでくるぐらいに(笑)
(読んだことのある方には分かっていただけると思いますが……)
宇宙とロケットに取り憑かれた一人の男性の、狂おしいほど切ない物語です。
もし興味がおありでしたら、ぜひ読んでみてください。

Re: 10周年おめでとうございます

投稿者: Manuke 投稿日:
To 砂さん
> サイト開設10周年、おめでとうございます!
> 10年も続けられる気力はどれほどのものなのでしょうか。
> 本当におめでとうございます。

どうもですー。
ウチのサイトは、自分が好きなことを好き放題やってる状態なので、コンテンツが文字
通り『カオス』ですね(^^;)
その都度ごとの楽しいことを見つけて、今後も続けていけたらいいな、と思ってます。

> そして『C.H.A.O.S.』アップデート、有難うございました!
> (…実は予告を伺ってから楽しみにしておりました)
> 早速使わせて頂きます。

近頃は、購入直後の設定ではCD-DA再生不可能なPCもあるようですね。
CD-ROMを入れっぱなしにするのも面倒ですし、いずれやっておかねばと思ってました。
お役に立てれば幸いです。

10周年おめでとうございます

投稿者: 投稿日:
お久しぶりです。
サイト開設10周年、おめでとうございます!
10年も続けられる気力はどれほどのものなのでしょうか。
本当におめでとうございます。

そして『C.H.A.O.S.』アップデート、有難うございました!
(…実は予告を伺ってから楽しみにしておりました)
早速使わせて頂きます。

それでは、また。

Re: 祝!10週年

投稿者: Manuke 投稿日:
To apaslothyさん
> こんばんわ,Manukeさん。
> サイト10周年おめでとうございます!

はーい、ありがとうございます~。

> 開設以来,X88000関係では色々と要望を聞いていただいたりして,
> 本当にお世話になっております。

いえいえ、こちらこそ色々とご助言頂いて感謝してます。
apaslothyさんのおかげで面白い方向性を打ち出せたのではないかと。

> 今回はC.H.A.O.Sが大きくバージョンアップしたのですね。
> 前のVer.UPで表示されなかったメッセージの修正もあった
> とのことですし,久しぶりに遊んでみようかなぁ。

メッセージ不具合は完全に見落としてました(^^;)
『C.H.A.O.S.』を使って頂いた方からのご指摘で修正したものです
が、こういう報告はとても助かります。

> いろいろ要望はあるのですが,現状で一番気になるのはCPU時間を
> 100%消費してしまうという仕様ですね。
> 昔は気にならなかったんですが,最近のPCはCPU負荷が上が
> ると,冷却ファンがギュンギュン回りだすのが気になるもので。

仰るとおりですね。ここは早めに直しておきたいと思ってました。
一昔前はX88kを動かすのもやっとでしたが、最近はCPUにも相当余裕
が出てきましたから。
そう考えると、少し感慨深いです。
(処理としてはSleepを入れるだけなので、対処は楽そう)

今困っているのは、Linux版のフルスクリーンモードですね。
SDLはGTK+と相性が悪いので、方法を探っているところです。
(GTK_SDLも使えないし……)
実は『C.H.A.O.S.』は、SDL周りの処理方法を実装するテストベッド
でもあるのですが、両者を併用するのはかなり無理があるな、とい
う感触ですねー。
別のツールキットに変更するか、あるいはSDL_Videoを使わず画面を
覆うだけの方式にするか、悩みどころです。

祝!10週年

投稿者: apaslothy 投稿日:
こんばんわ,Manukeさん。
サイト10周年おめでとうございます!

開設以来,X88000関係では色々と要望を聞いていただいたりして,
本当にお世話になっております。

今回はC.H.A.O.Sが大きくバージョンアップしたのですね。
前のVer.UPで表示されなかったメッセージの修正もあった
とのことですし,久しぶりに遊んでみようかなぁ。

> 現状で放置状態のX88kも機能追加したいところですし、
激しく期待しております。
いろいろ要望はあるのですが,現状で一番気になるのはCPU時間を
100%消費してしまうという仕様ですね。
昔は気にならなかったんですが,最近のPCはCPU負荷が上が
ると,冷却ファンがギュンギュン回りだすのが気になるもので。

Manuke Station : 10th Anniversary

投稿者: Manuke 投稿日:
1998年にスタートしたManuke Stationですが、本日ようやく10周年を迎えました。

開設当初はX88000がメインでしたけれども、その後ツール類、SSや小説、ヘタレ絵(笑)、
『C.H.A.O.S.』とコンテンツの種類が増えていく中、今一番力を入れているのはSF Review
ですね。
こうして見ると、混沌度合いがますます加速しているような……(^^;)

さて、10周年記念ということで、ついでに3つほどアップしてみました~。

一つ目は『C.H.A.O.S.』の新バージョン、Ver. 1.05です。
今回のバージョンから、CD-DAに加えてMP3 / OggVorbis等のBGM再生機能が追加されます。
ご利用なさりたいばやいは、オリジナルのCD-ROMからBGMをリッピングしてください。
あと、Linux版はGTK+1.2からGTK+2.4へと移行しました。Ubuntu Linuxのようにロケール
がUTF-8の環境でも問題なく動作するようになります。
(フォント指定方法がXLFDからPangoに変更になったので、ご注意ください)

二つ目は、Vorbis-OptSortのlibvorbis-1.2.0対応です。
バージョンが上がって、パッチが当てられなくなってしまっていたので、それに応じた
変更だけですが(^^;)
(処理内容は変わってません)

三つ目は、ゆずソフトさんのゲーム『夏空カナタ』のSS、『永遠のカナタ』です。
茅羽耶ルート(巫女じゃない方)のアフターストーリー、強引な屁理屈とご都合主義で
無理矢理大団円化してみました(笑)
こちらのルートだと沙々羅のその後がかなり気になりますから、そのフォローも入れて
あります。
由比子ルートに関しては……まあ、特に対処しなくてもいいかな、と(^^;)

現状で放置状態のX88kも機能追加したいところですし、他にも手を広げたいコンテンツ
がいくつかあるのですが、なかなか時間が取れないのが辛いところですね。
これからも少しずつ更新していく所存ですので、今後ともよろしくお願いしますー。

『マイナス・ゼロ』復刊!

投稿者: Manuke 投稿日:
日本のSF作家さんの中でも指折りの面白さと言っても決して過言ではない、広瀬正氏の
処女長編『マイナス・ゼロ』が、このたび復刊されました!

http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=12860&tr=s

広瀬正氏はSFファンの間でも評価の高い方ですが、47歳の若さで亡くなられたこともあ
り、作品数は決して多くありません。
ですが、そのSF的側面と日本情緒の融合が素晴らしい、まさに日本のSFです。

かの司馬遼太郎氏が絶賛し、直木賞でも推薦したのですが、なにぶん荒唐無稽だからと
いう理由で他の選考委員からの受けは悪かったとのこと。
「タイムマシンはあり得ない」と言われたそうなのですが、そりゃ当たり前です(^^;)
「あり得ないもの」を「あり得る」と仮定した上で、その先を描くのがSFなんですから。
やっぱりSFファンでない一般の方は、SF的設定は受け入れがたいのでしょうか?

中学時代の友人が広瀬正氏のファンで、氏の作品を読ませてもらいました。
その後、また読みたいと思ったときには既に絶版状態で、ずっと待ち望んでいただけに
喜びもひとしおですー。
内容は、戦争中~戦後の東京を舞台にした、タイムマシンを巡る不思議な物語です。
SFに抵抗のない方は、ぜひ読んでみてください。お勧めです。

願いがかなう場所に……

投稿者: Manuke 投稿日:
京都アニメーション版『CLANNAD』第8巻を入手しました。
遂に学園編もこれで終了です。

今回は最終回、番外編、そして智代編と、少し変わった取り合わせでしたが、なかなか
楽しめました。
最終回と番外編は朋也と渚のやり取りが初々しくて可愛いですねー。
最終回の序盤はドツボにはまった渚の様子が痛々しいんですが、だからこそ秋生さんの
叫びが活きてきます。
番外編は一転してコミカルで楽しいお話。芽衣ちゃん編第二弾ですね。
でも、シナモンロールをベンチに置きっぱなしなのは良くないと思いますっ。><

智代編は本編とはパラレルなお話で、ぶっちゃけ原作の智代ルート後半のダイジェスト
ですね。
気のせいか、キャラクターデザインが本編と微妙に異なるような印象を受けました。意
識して変えたのかな?
某エピソードはカットしてあるものの、ストーリーはほぼ原作通りでしょうか。
あまりインパクトはありませんけど、泣きじゃくる智代は良いですね。
でも、鷹文が出て来なかった(^^;)

さて、学園編は順当に終わり、全体としてはとても良いアニメに仕上がった感がありま
す。ただ、やはり『CLANNAD』の真価はアフターにありますからね。
果たして京アニがどんな形で映像化してくれるのか、今から楽しみです。

Re: SetPixel

投稿者: Manuke 投稿日:
To apaslothyさん
> VistaもSP1でかなり安定してきたと聞いていたのですが,こんな基本的なAPIの不具合が
> 放置されていたとはビックリですね。

そうなんですよー。
もっと複雑なものならともかく、点を打つだけのAPIですからね。

> こうして放置され続けているということは,あまり使われていないAPIなのでしょうか。
> あるいは今回のManukeさんの対応のように,問題発覚と同時に開発者が代替機能で対応
> してしまうから,積極的に修正する必要が無くなってしまうとか(;^^。

MSの中の人は「Aero抜きのVistaなんて、Vistaにあらず」と思ってるのかも(^^;)
ウィンドウ上に点を描画するものなので、矩形描画やBitBlt等に比べると使用頻度は低
いのでしょうが、それでも使うときは使うし……。
私のソフトではガイド線の表示にSetPixelを使っていたので、帯状にガイド線が見えな
くなり、実用に耐えない状態でした。orz

# あと、別の同僚が気付いたのですが、VisualStudio2005のダイアログエディタでSetPixel
# を使っているらしく、グリッド点の表示がおかしくなってました(^^;)

いずれにせよ、早くVista側で対処して欲しいものですね。
SetPixelを使っているソフト全てを修正するなんて、ちょっと割に合わないですから。