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ずっとずっと、笑っていることができましたか?

投稿者: Manuke 投稿日:
『京アニ版Kanon』第6巻を入手しました。
さあ、いよいよ私的メインヒロインである栞編です。
とは言うものの、京アニ祐一君にとって栞はメインヒロインではないため、恋愛要素の
薄い真琴編・舞編とは違い、やや原作とは異なる展開を取らざるを得ないわけで。
期待と不安を抱きつつDVDを視たのですが……。

いや、杞憂でした。と言うか、ばっちり泣かされました(笑)
栞というキャラクタをしっかり把握した上で、恋愛要素を薄め、それほど違和感のない
オリジナル部分を加えてコンパクトに纏める――いやいや、簡単にできることではあり
ません。
例えば、「私のお兄ちゃんみたいに」の台詞で祐一君を兄のような人と位置付けること
でラブ分(笑)を抑えめにしているわけですけど、この台詞の直前で栞は少し言い淀んで
います。
栞ファンとしてはこういう配慮が嬉しいですね。
最後に大胆な行動も見せてくれますし、個人的には大満足のお話でした。

それから、しおりんがあまりにも可愛すぎる件について(笑)
ちょっと横を向いたり、ストールを握りしめたりという小さな動きが栞というキャラク
タを生き生きとさせてくれます。
舞は派手なアクションはアニメ映えする、と以前書きましたけど、なかなかどうして、
栞のさりげない仕草も素晴らしいです。
やはり京都アニメーションさんはファンのツボを心得てらっしゃいますねー。

さて、栞編が終わって次は名雪の回ですね。
どういう形で物語を見せてくれるのか、楽しみです。