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儲々(まうまう)

投稿者: ココット 投稿日:
『沙耶の唄』も良いけれど『Hello World』も良さげ。
ああそういえば、ここでは以前に『Phantom』と
『ヴェドゴニア』をお勧めしたことがあったっけ……。
いや待てよ?クトゥルー絡みで『デモンベイン』まで!

という事実によって気がつく、もしかしたら私はNitro+儲。

この儲という言葉、最初は「~詣で(もうで)」という
宗教的な意味合いをもじった "もう" だと思っていたのですが、
ふと漢字を分解してみると信+者=儲。
ある意味カルチャーショックでした(笑)


> To Manukeさん
ということで、感情を理解できないアンドロイドが
感情を理解しようとする過程を、とても丁寧に描いている良作、
『Hello World』もお勧めしちゃうぜ~と思ったのですが、
中盤から描写がメタメタになってきたので、ガックリ……orz

「感情=こういうモノ」という方程式を作り得ない故に、
アンドロイドの主人公が丁寧に相手の感情を分析して、
データ収集を図る一方で、その

文字通り「機械的な分析」アプローチの仕方が、
相手にとって精神科医の客観的な分析治療のような
効果をもたらし、結果として、人間では持て余してしまう
ような、ひとの感情のモツレを解きほぐしていくというような、

なんとも科学的に読んで面白く、
また問題を抱えている人間に対する、
パートナーシップの観点からも楽しめる良い作品
……だったのは序盤だけデシタ。うわーん(涙)

巷で言われていた、
「この作品の致命傷たる中だるみ」を突破するだけの
キャラ萌えも、予想外のカタチで砕かれましたし。
う~ん泣けるのです。


> SF Reviewの登録数が、ようやく10本になりました。
> 開始から週2本ずづアップしてきたのですが、
おめでとうございます~。
途中から気がついたのですが、
+3/+4のローテーションだったのですね。
最初はなんでこんな中途半端な……
と思ったものですが、そう、それは1週間に
2本掲載という間隔だったのです(笑)

現在のラインナップでは、
やはり面白そうなものが多いですね。
しかも型どおりSFベスト10から入門した私にとっては
未読のものが多いです。

うーむ個人的に大通りにない、異色作のSF既読
として胸を張れるのは
ジョージ・アレック・エフィンジャー
http://homepage1.nifty.com/ta/sfe/effinger.htm
ぐらいでしょうか。

頭部か首筋だかにあるスロットに、
ファミコンみたく(爆)人格モジュールとか、知識モジュール
とかを突っ込んで、ハードボイルドでサイバーで、ドラッグ
と殺しと非合法な組織でGO!な主人公のお話です。

はッ……そういえばこれも
SF傑作選にばっちりのってたような……orz

他には神林長平さんとか集めてます。
はッ……これは超有名人。
というか好事家にとっての基本……orz

『デューン』砂の惑星シリーズ
……はシリーズの途中で放置……orz


はッ……それではReviewの10本到達おめでとうございます。
個人的には、レンズマンと知性化戦争が全体のどの辺に
配置されるか興味深く見守っていますので(笑)。