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恐竜博2011

投稿者: Manuke 投稿日:
国立科学博物館で開催中の「恐竜博2011」に行ってきました。
「Uターンラッシュのピーク日」とのことでしたので、それほど混んでないのかな、と期
待していたんですが、全然そんなことはありませんでした(^^;)
入場待ちの行列が暑くて暑くて……。それでも、おおよそ開場の時間に到着したので、
待ち時間は十数分程度だったと思います。
お昼頃に出てきたときは公園の方まで行列が伸びていて、屋外での入場待ちが一時間以
上かかっていたんではないでしょうか。
これから行かれる方は、できるだけ早い時間に到着すること、かつ入場券はあらかじめ
別の場所で買っておくことをお勧めします。

さて、肝心の展示内容ですが、単体で目玉となるような展示物こそなかったものの、非
常に丁寧な展示方法と分かりやすい解説で好感が持てました。
今回のメインとなるのは、おそらくトリケラトプスとティラノサウルスの展示と思われ
ますが、どちらも骨格自体よりも復元方法に重きが置かれているのが面白いです。
トリケラトプスの前肢の付き方に新しい説が出たのは知っていましたが、実際にその形
で復元されたのを見ると、「なるほど、こういう感じになるのか」とイメージしやすい
です。
ティラノサウルスの前肢の役割についても、やはりこのサイズで見せられると説得力が
増しますねー。

「とにかく目新しい恐竜を持ってきて、キャッチーな演出をすればいいや」的な発想と
は違い、博物館の成すべき役目を理解した、見事な展示でした。さすがは国立科学博物
館です。
この辺り、某科学館にも見習って欲しいところなのですが……。